戦後
戦後
第二次世界大戦終結の後、ご存知のように中国や朝鮮半島にいた方々が、戸畑港、門司港へと引き揚げてきました。どうやら一部の方は帰郷せず、八幡周辺、黒崎の町にそのまま留まったようです。衛生状態も健康状態も悪い中で、戦後数年のうちに亡くなる方が大変多かったそうで、黒崎に町にある正覚寺は、それまでのご門徒ではない方の葬儀も行うこととなりました。
その後も時間の都合のつく限り、ご相談のあった方のお葬儀をさせていただき、どんどんとご門徒が増えました。
結果、それまで約300件のご門徒のお寺でしたが、数倍のご門徒へみ教えをお伝えするお寺となりました。